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  • 執筆者の写真ULSJ

精密エアフロートシステム

更新日:2022年6月18日

ユニバーサルレーザシステムズの大型マシンには駆動系システムに精密エアフロート(浮上システム)を採用しています。レールとの接触面を極力減らすことにより、抵抗値をほぼ「ゼロ」にすることができました。


このシステムの特徴は抵抗が無いため、モーターのパワーをそのまま移動速度へとつなげることができ、さらに駆動系の消耗を無くすことができます。そして剛性を保った状態でフリーメンテナスを実現しました。


レール表面との接触距離はミクロン単位となり、駆動時はエアホッケーのようにハイプレッシャーエアーを吐出して常に浮上しているため、粉塵や汚れに強い特徴があります。


駆動系に多く採用されている、「リニアレール(リニアガイド)」はリニアモーターカーのように磁力で浮上しているわけではなく、実際には小さな金属球が内部にキャタピラのように多数配置されております。剛性を保つことができますが、レール接触面への抵抗が大きく、レールや金属球が摩耗するため、内部への滑性オイルの浸潤が必要です。


そのため、木材やアクリル加工時の粉塵やヒュームの汚れ等に弱く、定期的なメンテナンスが必要です。オーバーホールや交換時期にはリニアレールのレールユニットすべて取り外して交換する必要があるため、交換費用がとても高価となる問題がありました。


ユニバーサルレーザシステムズの「精密エアフロートシステム」はリニアレール(リニアガイド)の弱点を克服した新しい駆動系のシステムとなります。






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