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情報漏洩の危険性とセキュリティー

近年の個人向けレーザー加工機の多くは制御プログラムまたは作図プログラムにWebブラウザを使用しているケースがあります。これは使用するPCにソフトウェアをインストールする必要が無いため、インターネット環境があれば手軽に使用できるメリットがあります。


これらのシステムはインターネットにてサーバを経由しており、海外のレーザー加工機メーカーがいつでも閲覧および修正が可能な状況にあります。


そのため、レーザー加工機本体の使用者が個人・法人にかかわらず、「どのような作図データ」を作成して、「どのような材料」へ「どのような設定値」で作業をしているかの情報が作業者が気付かないうちに集められます。


さらにカメラシステムを使用している場合はより詳細な加工状況がレーザー加工機本体を製造しているメーカーへ収集されます。これらの多くの情報が適切に管理されていれば問題はありませんが、例えばギフト関連への名入れ加工時の場合、「個人名」、「会社名」、「住所」、「電話番号」、「電子メールアドレス」などをWebブラウザベースのプログラムへ入力していると、すべて把握できる状況にあります。


そして「企業のロゴマーク」や「商標登録されているデータ」など、本来情報の管理が厳しいデータさえも、Webブラウザベースのプログラムへインポートしていると、すべての重要な情報がレーザー加工機を製造している国のサーバを経由して、他国の製造メーカーが閲覧できる状況にあります。


ユニバーサルレーザシステムズの制御プログラムは無料で配布制限なくインストールが可能です。制御プログラムのインストール時やインストール後、さらに加工中においても、インターネットへ接続する必要はありません。


これにより、ユニバーサルレーザシステムズのレーザー加工機はインターネット環境の無い、屋外のイベント会場や地下施設であっても、問題なくレーザー加工が可能です。


レーザー加工時の情報セキュリティーがとても強固なことが評価され、官公庁・航空自衛隊・海上自衛隊・米軍基地などの情報漏洩に関して高いセキュリティーが求められる場所で運用されております。






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