3種類の異なるレーザービームを同時照射可能な MultiWave Hybrid™ Technology をユニバーサルレーザシステムズは世界で初めて開発に成功しました。
・CO2 Laser 10.6μm = アクリル・木材等の汎用材料への彫刻・切断
・CO2 Laser 9.3μm = フィルム系の薄い素材への切断
・Fiber Laser 1.06μm = 金属系へのマーキング
3種類のレーザー波長はそれぞれ上記の特徴があり、用途に応じてレーザー加工機を揃える必要がありました。しかし、設置スペースの問題や導入コストなど多くの問題があり一度に複数台のレーザー加工機を導入することは難しいことがあります。
いままでにCO2とFiberを一台に搭載できるレーザー加工機が世の中に存在しましたが、波長による焦点が異なるため、波長別に高さを合わせる必要があります。
ユニバーサルレーザシステムズでは、特殊な光学系オプティクスの設計・開発により、焦点を合わせたまま同時にレーザー光を照射して、レーザー加工を可能にするシステムを開発しました。
これにより、ワイヤーメッシュが内部に挟み込まれた裏表が樹脂系のシートに対して、CO2レーザーとFiberレーザーを同時に照射することにより、一度の走査線にて最適な切断が可能になりました。
このシステムにより難素材や特殊合板など、異種系混合素材へのレーザー加工を実現します。
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