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  • レーザー発振器の寿命
    当社レーザー発振器はアルミニウム筐体のため、使用頻度や加工内容にもよりますが、業界でも長寿命の4~6年の使用が可能です。 レーザー発振器のシリアルプレートに日付がありますので、こちらをご確認いただき、4~6年以上経過している場合はレーザー発振器の交換が必要になります。
  • レンズ・ミラーなどの光学系の汚れまたは破損
    レンズ・ミラーは常に汚れていない状態を保つ必要があります。粉塵やヒュームが付着していると、レーザーパワーの減衰だけではなく、熱量がそのまま留まるため、レンズ・ミラーの劣化または破損に繋がります。 レンズ・ミラーは汚れていなければ半永久的に使用することが可能です。 加工時にはキレイに保っていても、加工直後に汚れている場合は集塵脱臭装置の能力不足やフィルターの詰まりが考えられます。 レンズ・ミラーを専用洗浄液を使用して清掃をしてください。 清掃をしても表面が劣化している、または破損している場合は交換をしてください。 部品の購入は「お問い合わせ」ページからご連絡をしてください。
  • 水滴が光学系部品に付着している
    梅雨時にとても多い現象ですが、エアーアシストコンプレッサーから吐出するエアーに水滴が混じり、レンズ・ミラーに付着したり、加工材料に付着することにより、レーザー光の進入が阻害されて、レーザーパワーが減衰することがあります。 室内の湿気がエアーアシストコンプレッサーに溜まるため、エアコンを使用して室内の湿度を下げていただくか、水抜きドレンや乾燥ドライヤなどをエアーアシストコンプレッサーとレーザー加工機の間に接続することにより、エアーを乾燥させる必要があります。
  • 室温が高い
    夏場に多い現象ですが、当社レーザー発振器は空冷式です。 室温が24~26℃以上の場合、加工時間や加工内容にもよりますが、負荷がかかりやすい切断加工や長時間の連続稼働をされているとレーザー発振器が高温になります。 通常、室温が24~26℃の人間が過ごしやすい温度を一定に保っていれば問題ありませんが、室温が高い時間が継続していると、レーザー発振器を正常に冷却することができなくなり、レーザー発振器が安全のために出力を制御することがあります。 エアコンを使用されるか、スポットクーラー等を使用して冷風を直接レーザー加工機の背面の冷却ファンにあてることにより、レーザー発振器の温度を一定に保つ必要があります。
  • 室温が低い
    夏場とは逆に冬場にも極端に室温が低下している場合はレーザー出力の不良がみられることがあります。室温を24~26℃の人間が過ごしやすい温度に一時間以上保った状態でレーザー加工をすると改善します。
  • 本体およびUCPの下降ボタンを押すと、正常に下降するが、上昇ボタンを押しても無音で反応が無い(少しだけ上昇する)
    「Z軸のリセット」⇒「キャリブレーション」で改善することがあります。 1,) Z軸テーブルの下降ボタンを押して、Z軸テーブルを最下層まで降ろしてください。 正常な場合はリミットセンサーに反応して、無音で停止します。 もし、ガリガリと異音がして、リミットセンサーを越えて下降するようでしたら、すぐに停止してください。 2,) 手動で最下層のリミットセンサーに反応して正常に停止をしていれば、2~3cmほど上昇させてから次に進みます。(このとき上昇ボタンが反応しなければそのまま次に進みます) 3,) UCP(ユニバーサルコントロールパネル)の「初期状態Z(ホームZ)」ボタンをクリックして、Z軸テーブルをリセットします。 Z軸テーブルが最下層まで自動的に下降して、リミットスイッチにより正常に停止します。 4,) フォーカスモード(焦点表示ボタン)でヘッドユニットを加工エリアの中心あたりに移動してから、 システムタブの「レンズサイズ」の「測定」ボタンをクリックし、テーブルにフォーカスツールを置いて高さ合わせをします。(ハニカムテーブルを装着している場合は「カッティングテーブル」の「測定」ボタン) 5,) そのままZ軸テーブルを上昇をさせて、標準テーブル(ハニカムテーブル)に高さ合わせをし、「保存」ボタンを押して、Z軸を「0」に補正します。
  • 本体の上下ボタンは反応しないが、UCPの上下ボタンを使用すると正常に上下ができる
    レーザー加工機本体側のキーパッドに異常があります。 WindowsPCにインストールされたUCP(ユニバーサルコントロールパネル)の上下ボタンから操作ができるのであれば、そのまま一時的に使用しても問題ありませんが、キーパッドとレーザー加工機側のCPUボードとの通信が完全に遮断されている場合に限ります。 キーパッドからの異常な信号をCPU側へ送受信していることがあるため、下記の現象が発生している場合はキーパッドの交換またはCPUボードの交換が必要になります。 【異常な動作】 ・電源が自動的にON/OFFする。 ・電源ON時に自動的にスタートしたりストップする。 ・電源ON時に自動的にZ軸テーブルが昇降する。
  • 本体およびUCPの上昇または下降ボタンを押すと一方向は正常に駆動するが、もう片方が異音がして駆動しない
    下記をご確認いただき、「お問い合わせ」ページからサポートのご連絡をしてください 1,) Z軸テーブルの傾きを確認 (本体の電源OFF時にヘッドユニットを手で加工エリア四隅に移動させて定規を使用して傾きを確認) 2,) プラットホームシリーズの場合はフロントドアを開けて、Z軸シャフトの状況写真を撮影 3,) プラットホームシリーズの場合はフロントドアを開けて、右側のZ軸モーターから伝達しているZ軸シャフトへの駆動状況を確認 (Z軸モーターは回転しているが、Z軸シャフトが回転していない等) 4,) 加工している主な材料 (材料の種類によりZ軸シャフトへの影響があります) 5,) レーザー加工機本体へ接続している、強制排気装置・集塵機・集塵脱臭装置のメーカー名・モデル名の確認 (わからない場合は写真を撮影)
  • 本体およびUCPの上昇ボタンを押すと、正常に上昇するが、下降ボタンを押しても無音で反応が無い(少しだけ下降する)
    「Z軸のリセット」⇒「キャリブレーション」で改善することがあります。 1,) UCP(ユニバーサルコントロールパネル)の「初期状態Z(ホームZ)」ボタンをクリックして、Z軸テーブルをリセットします。 Z軸テーブルが最下層まで自動的に下降して、リミットスイッチにより正常に停止します。 もし、ガリガリと異音がして、リミットセンサーを越えて下降するようでしたら、すぐに停止してください。 2,) フォーカスモード(焦点表示ボタン)でヘッドユニットを加工エリアの中心あたりに移動してから、 システムタブの「レンズサイズ」の「測定」ボタンをクリックし、テーブルにフォーカスツールを置いて高さ合わせをします。(ハニカムテーブルを装着している場合は「カッティングテーブル」の「測定」ボタン) 3,) そのままZ軸テーブルを上昇をさせて、標準テーブル(ハニカムテーブル)に高さ合わせをし、「保存」ボタンを押して、Z軸を「0」に補正します。
  • VLSシリーズのUCPの電源ボタンは表示しているが、本体が起動しない
    正常に接続がされている場合、WindowsPCにインストールされたUCP(ユニバーサルコントロールパネル)の右上に電源ボタンが表示します。 この電源ボタンを押しても、レーザー加工機本体が初期動作および正常起動しない場合は下記をお試しください。 ・レーザー加工機の電源ケーブルが外れかけている。本体に接続されている電源ケーブルを抜いてから強く押し込むように再接続をしてください。 ・トランスの電源が入っていない。本体に接続されている電源ケーブルを辿り、昇圧トランスのスイッチをONにしてください。 ・トランスのスイッチランプが消灯している。設置場所の壁側一次側コンセントに通電されていない可能性があるため、ほかの部屋から延長ケーブルを使用して、昇圧トランスへ接続をしてください。 ・ヒューズが切れている。昇圧トランスまたはレーザー加工機本体のヒューズの導通確認および交換をしてください。 ・ほかのWindowsPCにUCP(ユニバーサルコントロールパネル)をインストールしていただき、接続および起動のテスト。 上記をお試しいただいても改善しないようであれば、レーザー加工機のCPUボードを交換する必要があります。 「お問い合わせ」ページからご連絡をしてください。
  • 加工中に電源が急に落ちて停止した
    この現象の多くはWindowsPC側にあります。 レーザー加工機内部のCPUボードはUSBケーブルにてWindowsPCにインストールされたUCP(ユニバーサルコントロールパネル)と双方向通信が必要です。 USBケーブルの通信が途切れるとレーザー加工機の電源も落ちてしまいます。 下記をお試しください。 ・レーザー加工機およびWindowsPCの電源をOFFの状態ですべての電源ケーブルを再接続する。 ・WindowsコントロールパネルのWindows updateから最新のWindows修正プログラムをダウンロードおよびインストールの実施。 ・PCのUSBポートは稲妻のマークやコンセントのマークが記載されている電圧が強いUSBポートへ差し直す。 ・不必要のほかのUSB機器をすべて取り外す。(マウスやキーボードのUSB接続はOK) ・短いUSBケーブルを二本用意して、ACアダプタ付きのUSBハブを間に接続し、USB信号を安定させる接続をする。 ・ほかのWindowsPCにUCP(ユニバーサルコントロールパネル)をインストールしていただき、接続および起動のテスト。 上記をお試しいただいても改善しないようであれば、レーザー加工機のCPUボードを交換する必要があります。 「お問い合わせ」ページからご連絡をしてください。
  • VLSシリーズのUCPの電源ボタンが表示しなくなった
    UCPの電源ボタンが表示しない現象の多くはWindowsPC側にあります。 レーザー加工機内部のCPUボードはUSBケーブルにてWindowsPCにインストールされたUCP(ユニバーサルコントロールパネル)と双方向通信が必要です。 USBケーブルの通信が途切れるとレーザー加工機の電源も落ちてしまいます。 下記をお試しください。 ・レーザー加工機およびWindowsPCの電源をOFFの状態ですべての電源ケーブルを再接続する。 ・WindowsコントロールパネルのWindows updateから最新のWindows修正プログラムをダウンロードおよびインストールの実施。 ・PCのUSBポートは稲妻のマークやコンセントのマークが記載されている電圧が強いUSBポートへ差し直す。 ・不必要のほかのUSB機器をすべて取り外す。(マウスやキーボードのUSB接続はOK) ・短いUSBケーブルを二本用意して、ACアダプタ付きのUSBハブを間に接続し、USB信号を安定させる接続をする。 ・ほかのWindowsPCにUCP(ユニバーサルコントロールパネル)をインストールしていただき、接続および起動のテスト。 上記をお試しいただいても改善しないようであれば、レーザー加工機のCPUボードを交換する必要があります。 「お問い合わせ」ページからご連絡をしてください。
  • PLS/ILSシリーズの本体の電源スイッチをONにしても本体が起動しない
    ・レーザー加工機の電源ケーブルが外れかけている。本体に接続されている電源ケーブルを抜いてから強く押し込むように再接続をしてください。 ・トランスの電源が入っていない。本体に接続されている電源ケーブルを辿り、昇圧トランスのスイッチをONにしてください。 ・トランスのスイッチランプが消灯している。設置場所の壁側一次側コンセントに通電されていない可能性があるため、ほかの部屋から延長ケーブルを使用して、昇圧トランスへ接続をしてください。 ・ヒューズが切れている。昇圧トランスまたはレーザー加工機本体のヒューズの導通確認および交換をしてください。 ・レーザー加工機本体のディスプレーに初期起動時の機種名が表示したまま、本体の初期動作や正常起動をしない場合は、ほかのWindowsPCにUCP(ユニバーサルコントロールパネル)をインストールしていただき、接続および起動のテスト。 上記をお試しいただいても改善しないようであれば、レーザー加工機のCPUボードを交換する必要があります。 「お問い合わせ」ページからご連絡をしてください。

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