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虚偽の保証期間に関する注意喚起

執筆者の写真: ULSJULSJ

契約違反により販売代理店契約を解除された ㈱ユーイーエス が販売したレーザー発振器について、実際の保証期間より短い期間を提示していたことが判明しました。


当社は、㈱ユーイーエスの契約違反後、すべてのユーザー様からのご連絡に対応してまいりました。その過程で全国のユーザー様を訪問し、ヒアリングを実施した結果、この事実が明らかになりました。



■ レーザー発振器の交換時期について


ユニバーサルレーザシステムズのレーザー発振器は、平均 4~6年 の長寿命を誇ります。

しかし、以下のような症状が現れた場合、交換が必要となります。


  • 加工が浅くなる(従来よりも彫りが浅くなる)

  • 加工品質が安定しない(最初は深く加工できるが、20分後に浅くなる)

  • レーザーが出ない


当社のレーザー加工機は、レーザー発振器を数十秒で簡単に交換可能です。そのため、レーザー発振器を宅配便で発送し、ユーザー様自身で交換していただくことができます。

また、当社はメーカーとして修理済みの在庫を十分に保有しており、貸出用を用意することなく 修理済みのレーザー発振器を即時出荷するため、一度の交換で完了します。



■ レーザー発振器の修理プロセス


多くのユーザー様は、修理を 「CO2ガスの入れ替え」 だけと認識されていますが、実際には以下の工程が必要です。


  1. レーザー発振器を分解し、アルミ製筐体を高温炉で長時間燃焼し、不純物を除去

  2. RF基板や内部ミラーの交換

  3. 混合ガスを再充填し、出力テストを実施


これらの作業は 米国本社で行われるため、時間を要します。

そこで、ユーザー様の加工ロスを最小限に抑えるため 「リビルドシステム」を採用しています。

修理済みのレーザー発振器を先に発送し、消耗品を返却していただくことで、修理待ち時間を大幅に削減。発送の翌日には交換が完了し、通常通り加工が行えるシステムとなっています。


このユーザー様自身で簡単に交換できる仕組みは、ユニバーサルレーザシステムズの独自特許技術です。



■ 保証期間の不正提示について


修理済みのレーザー発振器には メーカー保証「1年間」が付与されています。

しかし、㈱ユーイーエスが発行した保証書には「6ヶ月」と記載されており、本来の保証期間よりも 短縮されていることが判明しました。


通常、販売代理店は独自の付加価値として保証期間を延長することがあります。

しかし、メーカーが設定した保証期間を短縮することは通常あり得ません。


さらに、保証期間が 6ヶ月 を超え 1年未満 の故障品について、㈱ユーイーエスはメーカーに保証交換を依頼していながら、ユーザー様には保証外として請求していた事例も複数確認されています。



■ 救済措置について


当社では、㈱ユーイーエスの保証期間を超過していた場合でも メーカーが定める本来の保証期間内であれば保証対応いたします。


ユニバーサルレーザシステムズ製のレーザー加工機をご利用のユーザー様は、「お問い合わせ」 ページよりご連絡ください。今後も長期安定運用をサポートさせていただきます。





 
 
 

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